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ワタタツの日記!

2012 年 3 月 2 日 (金)

最近の Unicode 顔文字「ˉ̞̭ ( ›◡ु‹ ) ˄̻ ̊」について調べてみた

「てへぺろ」が世の中を席巻している。

そんな中、顔文字「ˉ̞̭ ( ›◡ु‹ ) ˄̻ ̊ 」も登場した。これは最近の Unicode による表現力の圧倒的な向上によるもの。 どのようにしてこのてへぺろを実現しているのかを調べてみた。(実際はただ観察してみただけである)

テヘ部

文字の名前 コード 備考
MODIFIER LETTER MACRON x2c9 横棒にて「テ」の1画目
COMBINING DOWN TACK BELOW x31e 「テ」の2、3画目
COMBINING CIRCUMFLEX ACCENT BELOW x32d 「ヘ」を表現

まずは「テヘ」の部分だ。 分解してみると「テヘ」の各連結成分を1文字ずつで表現しているようだ。 カタカナとはほど遠い、単なるアクセントやタックの記号を使うことにより、より「テヘ」というかわいさを表現できている。

口部

文字の名前 コード 備考
LOWER HALF CIRCLE x25e1 下の半円
DEVANAGARI VOWEL SIGN U x941 これにより舌を出す表現を実現している

口の部分は、まずきれいな半円弧を書いておき、ベロの部分をサンスクリットなどで使われる文字を合成することによって表現している。

ペロ部

文字の名前 コード 備考
MODIFIER LETTER UP ARROWHEAD x2c4 「ヘ」に見せる
COMBINING SQUARE BELOW x33b 下に四角を置き「ロ」に見せる
THIN SPACE x2009 少しスペースを置くのがポイント
COMBINING RING ABOVE x30a この丸により半濁点を表現

最後の「ペロ」というカタカナの部分も「テヘ」と同様に、記号を使うことでかわいさを表現している。 上矢印、正方形、丸という記号である。

特筆すべきは、半濁点の前に thin space (x2009) を入れることで、うまく半濁点の位置を調整していることである。

まとめ

お見事。

なんか作ってみたくなったよ。