ワタタツの日記!
2007 年 1 月 12 日 (金)
☆ 京ぽん 2 修理続報
なんとソフトウエア更新もなされていた。至れり尽くせりじゃね。
☆ 簡単モーションキャプチャ
いかんいかんまた遊んでしまった。陳腐なモーションキャプチャのプログラムを書いて POV-Ray のアニメーションの座標に取り入れたらおもしろいね。やっぱ下手な関数書くよりキャプチャした方が圧倒的にリアル。
☆ 簡単モーションキャプチャ (2) - やや詳細
昔 PlayStation2 が出た頃に先輩のうちで見た戦闘機ゲームが、プレイしたものが記録されていて後で撮影されたみたいなかっこいいカメラワークで再生するモードがついていたんですよ。
その再生が妙にリアルだったことの一つに、コンピュータで描かれる CG であるにも関わらず「カメラの手ぶれ」をわざと入れているというものがありました。おおおーなるへそーーー!!! っとなってこの手ぶれをいつか再現してアニメーションを作ってみたいと思ったものです。
それは今もずっと使われている技法でよく映画やテレビの CG で見ます。
ビデオカメラでなんか点を手撮りしてそれを画像解析してデータにすればいいとはそのときからずっと思っていたのですが、最近やっとやったというわけです。
というのも、そういうぶれが研究されていて定石にするような関数があるのかなあとずっと思っていて、掲示板で質問してみたのです。そしたらむしろ実際の動きをフレーム単位で解析して CG の動きに応用しているという回答をもらって、おおーこりゃ職人技じゃわーと思って、解析するプログラムを書いてみようという気になったというわけです。ビデオから取り込もうと思ってから、このように実際にプログラムを書くまでたぶん 6, 7 年は経っています。
さて、つまり、モーションキャプチャと言ってもなんのことはない、一つの点だけがぶれている動画からその各フレームの位置を計算するだけの超単純なもので、画像解析によくある「特徴抽出」など高級なことは全くしていませんのであっという間に出来ました。
そのデータを使ってカメラを動かしてみておりますが、はっきり言ってこれだけで気色悪いぐらいリアルに見えます。明らかに見えているものは CG なのに撮ってるカメラは手撮りですか? っと思ってしまいます。
何年か前からテレビのニュースとかドキュメンタリなどでモーションコントロールカメラを使ったりリアルタイムにカメラの動きにあわせて CG を合成するなどというのが出ていますので、今となっては全く目新しいものではありません。自分でやるのがおもしろいだけです(笑) しかも全部フリーソフト + 自作ソフトだし。
今度比較動画を YouTube にあげておきます。