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ワタタツの日記!

2010 年 10 月 21 日 (木)

今夜明かされた Back to the Mac の真の意味 2つ

最初に普通に思った意味と今夜わかった 2 番目の意味

最初に普通に思った Back to the Mac の意味は、「Macの話に話を戻しましょう。モバイル (iOS) の話ばっかりじゃなくて」という意味。

でも今回の発表を見て、iOS 系で培った全画面ユーザインタフェイスを Mac に還元しましょうという、2番目の意味の Back to the Mac を感じた。

3番目の意味

そして Mac App Store で 3 番目の Back to the Mac の意味がわかった。開発者も Mac へ流入させるんだよ。iOSからCocoaに入った人たちがすさまじい勢いでMacアプリを出すことになる。

iOSのおかげでちょろちょろだった Cocoa touch/Objective-C 開発者人口が爆発した。それでCocoaの洗練したフレームワークを覚えた開発者たちが Mac App Store に大挙して押し寄せてくる。これが3つめの意味の Back to the Mac ですよね。

タッチをどこに置くか

今日さすがと思ったのは、マルチタッチを Mac に持ってこようとして研究した結果、スクリーンの垂直なものにやることは無理だ、Mac でのマルチタッチは水平にするしかないと判断したこと。 割れる音のする窓のように「マルチタッチ? OKOK」と脊髄反射でディスプレイにほいっとつけたりは決してしなかった。 こういう当たり前の研究ができないから窓は自ら学校中の窓を壊して回っているわけ。

【速報】Ive の服の色の歴史に新しい一ページが

わしの日記を読む人ならこのページ Jony Ive hasn’t changed his shirt in a decade 見たことある人も多いでしょう。 今日は歴史が塗り替えられたね。

Tags: 服飾

iMovie '11 のストーリボードはなたもだの作文教育と同じ素人に「型」を与えることだよ

iMovie '11 で「ストーリボード」がついた。 書いてある通りに自分の映像をおいていくだけで、映画の予告編形式の映像ができあがるというものです。 これは素人にテンプレ・作法・型を与えていることなんですよね。

「なたもだ」で国語教育を思ったときと同じことをAppleはiMovieのストーリボードでやってみせたのです。

素人が一定のレベルに到達するには「型どおりにさせること」。 型どおりのことを何度も何度もやって余裕でそれが身についたら、やっと白紙のエリアに思い通りの絵を描けるようになる。いきなり白紙を渡すような教育/ソフト開発をやっても優秀な学生しかついていけない/玄人しか使えない。型を、テンプレを、渡すことだよね一般人への教育/ソフト開発は。

なたもだの番組の後に、樋口裕一の本で、こういう型どおりに文章を書く練習だけをせよという本を本屋で見つけた。たぶんこれ http://amzn.to/djCVQu その本を見つけたときホントこの人わかっとるわーと思った。現在の腐った国語教育の改革はそれでやってくださいと思います。国語だけではなく他の科目もそう。さらには科目だけではなくプレゼンとかも全く型を教えない。日本はね。