ワタタツの日記
2009 年 6 月 5 日 (金)
☆ higher dimensional field、あ違った、工事現場の人らがやかましすぎる
棟をひとつずつ耐震補強していて、隣の棟が補強されているんですけど、工事現場の人がやかましすぎる。「はよせえやー!!!」「〜じゃけえ〜せえ!!!」などと大声で(おそらく部下を)罵倒しながら作業をしている。補強作業であるから作業の音は仕方がないにしても、そのような無用な怒号は研究棟の近くではやめるべきだということがわからないのだろうか。
☆ 国語・日本語に少しでも関わる人が一度は見るべき動画 『漢字テストのふしぎ』
これです。 (漢字テストのふしぎ‐ニコニコ動画(ββ)) 面白かったのでこの前の晩に思わず全部見てしまいました。とてもよくできた作品だと思います。高校生の放送部の制作なんですけど、内容もよくできているし構成もよくできているし、素人レベルとしてはかなりレベル高いですね。メディア活用の教材にしてもいいぐらいだと思いました。
ニコニコ動画のコメントが好きでない人は TVF2009 第31回東京ビデオフェスティバル | 作品視聴[TVF2007] を見るといいですよ。
情報元は 「もっと評価されるべき動画」リスト(マイリストも)を作りました。 - MediaLab Love です。
内容についてですが、これは典型例となっていて、いい問題提起だと思いました。ネットで視聴できる動画はいろんな人が垣根なく見られるのでこの動画はもっと広まるといいなあと思います。普段現場の声をきいていて痛感することは、いかに教育界が "縦割り" かということです。例えば、よい取組みがあっても都道府県などの壁は厚く、なかなか他の地域の現場の教員が学べない状況になっています。我々の研究の世界では新しい結果や新しいアイディアがあれば、世界に発信されるのが当たり前ですが、教育界は「システムが」腐敗していて伝わらないようになっています。文科省の一部の優秀な人が全国を行脚して少しずつ成果を上げているに過ぎないのです。本来なら教員全員が教育技術向上を日々考え切磋琢磨しなければならないにもかかわらず、そのような機会も少なく、研究授業のような機会があっても研究授業とは名ばかりで、セレモニ化した作業が行われるのみです。また日々の多忙な雑務に追われてなかなかそこまで手が回らないという問題もあります。現場では教員が半分ぐらい事務員として働いています。
またこの作品では現場の教員の声が出ていて興味深いです。もちろん一部の教員の反応や意見ですが、例えば「勉強不足でした(苦笑い)」と素直に認める教員、「×にしてはいけないといっているわけではないんでしょう」とまずは正当化する意見を述べる教員、いろいろです。わし自身はどの教員もちゃんと仕事をしていたからこそこのようないろいろな反応で、それぞれに一理ある意見だと思いました。一概にどの方針が正しい間違いといいにくい、難しく、しかし議論すべき "おもしろい" 問題ですね。
TVF2009 の方で観ました。内容といい構成といい、すはらしいですね!思わず最後まで観てしまいました。