ワタタツの日記
2009 年 9 月 11 日 (金)
☆ これを読んでやっとわかった。なぜ iPod touch にカメラすらつかなかったのか。→Steve Jobs がいろいろしゃべっている
ありがたいことに Steve Jobs がいろいろしゃべってくれているよ。ここで思い出したことは「まず Apple は iPhone を作った。その後 iPhone から電話機能を抜き iPod touch を作った」という基本的な事実だ。わしはそれをすっかり忘れていたのである。そして Jobs はこう言っている。
「もともと Touch をどう売ったらいいかはっきりしなかった。Touch は iPhone から電話を取り去ったものなのか、それともポケットコンピュータなのか。その後顧客が教えてくれたのは、ゲームマシンと捉えているということだった。そのように売ったところ勢いがついたのだ。今では App Store を利用する一番安価な方法が Touch だと考えている。それは大きな魅力だ。今回は価格を 199 ドルに下げることに絞った。とくに新しい機能を加える必要はなかった。みんなが買いやすい値段に下げさえすればよかったのだ。」
この段落にすべてが述べられている。つまり、Apple 自身も当初は iPod touch の位置づけがわからなかったということ、そしてユーザによって、すばらしい iPod でありポケットコンピュータであると同時に、すばらしいゲーム端末であるということがわかってきたこと。そのため App Store にできるだけ安く近づいてもらうことが touch の使命だということだ。だから GPS やコンパスどころかカメラすらつけなかった。ここまで期待されていたにも関わらず、つける必要などないのである。カメラや GPS、コンパスなどが欲しい人はフル機能を持つ iPhone がある、ということなのである。そもそも iPod touch は iPhone から機能を抜いたものであった。フル機能が欲しければ iPhone がある。Apple がそういう位置づけをしていたということを、わしはこの話を読んで初めてわかった。
touch はあくまでも翼のもがれた鳥。飛べる鳥は iPhone しか存在しなかった。9日までわしはずっと飛べない鳥に義足がつくことを願っていただけだったのだ。
2nd generation を買った身としては悔しさが少ないです。
見事なハンドルネームでぐうの音も出ません。<br>梅しさが少なかったのはうれしい悲鳴ですね。いや今回は悲しき喜悦と言うべきかな:-)